Monday, October 19, 2009
3D-8BIT
「3Dドット」の紹介です!
ファミコン時代のドットの凸凹感をそのまま立体にするという発想から生まれたのが3Dドットです。
4、5年か前から日本ではペプシのボトルキャップでマリオの3Dドットが特典だったり、ガチャガチャの景品としてだったり、今年ではピクロスが3Dになり「立体ピクロス」として発売されました。 僕はこのドットがどんどん3D化(立体化)されていく流れを見ていて「このアイデアで僕も立体作品を作ろう!」と決心しました。 もともと8ビットの2D(平面)作品を作り続けていた僕が立体作品を作った場合このスタイルが一番しっくり来るな〜とも思っていました。 そして最近やっと完成した僕の作品2点。 「Fruits Bowl」と「Block」の紹介です。
Fruits Bowl, 2009
欧米の食卓に置いてあるフルーツの器を3Dドットとして表現しました。 油絵のモチーフとしてもよく登場するものを表現することで欧米アートの歴史とのつながりを意識しました。 グレープのかたちが特に気に入ってますw ※一番上の画像を元に制作しました。
Fruits Bowlって?
Block, 2009 (24x24x24in)
こちらは一目瞭然スーパーマリオに登場するブロックをモチーフにした立体作品です。 制作理由は「僕はドットを3D化したいんです!」というコンセプトを分りやすく伝える必要があると思ったからです。 と言うのも、上のFruits Bowlを作ったはもののなかなかコンセプトの説明が難しい。。。 でもこの作品だと「ドットの立体化」というシンプルな説明で済みます。 あとはそれなりに大きなサイズでインパクトのある作品を作りたかったこともあります。
次は僕が「3Dドットのアイデアを立体作品に使おう!」と思った背景として、今までに目にしてきたモノを紹介したいと思います!