Wednesday, March 17, 2010

DK


DK, 2010
silkscreen, acrylic and krink on canvas 96x72in (243x182cm)

DKが完成しました!
ドンキーコングをモチーフに制作した僕のACT初作品。

僕はこのDK以前まではロールプレイングゲームのマップをモチーフにしたRPGシリーズをずっと制作してきました。 それは初代ファミコンの「ゼルダの伝説」や「ドラゴンクエスト」のようにマップを上から見下ろしたような視点で展開させたシリーズです。 その過程で8-Bitゲームの表現でありPhotoshopの画像処理方法でもあるビットマップイメージをマップデータとして、Illustratorの画像処理方法であるベクターイメージをアイテムデータ、そして自分のフリーハンドによるキャラクターを描き込むという表現方法を見つけました。

今回のDKはそのRPGで培ったマップ、アイテム、キャラクターによる表現方法はそのままに、「スーパーマリオブラザーズ」のようにマップを横からの視点でプレイするアクションゲームをモチーフにした作品です。 ※アクションを英語で略してACT。 このACTシリーズを制作し始めた理由は「RPGに限らずいろんなジャンルのテレビゲームを作りたい!」という気持ちと、2009年からのNY滞在による影響で「RPGマップよりもっと欧米人に馴染みのある作品制作をするべきだ!」という考えが大きくなったためです。

以下、無謀にも初めて243x182cmという大きな作品に挑戦したその過程をちょこちょこ紹介です〜。



まずはほぼ完成間近の画像。 デカいです。



最初はアクリルで下地を塗って、足場となるマップデータをシルクスクリーンで刷りまくりました。



キャンバス地が伸びないように裏から板を当てて対応。 次からはパネルで制作するべきだな〜と学習。



今回はこの大きなキャンバスも自作したんですが、実はそれがかなり大変だった。。



どんな素材でキャラクターを描くのかいろいろ試したところ、、、



ライター愛用のKRINKマーカーがピッタリでした。 僕のキャラクターの凹ちゃん(ボコちゃん)はストリートで生まれたのでなんかうれしいな。

以上、次は何をモチーフにACT作品を作ろうかな〜と妄想中です!