WK InteractとInvaderの展示を見に行きました!
場所はチェルシーの20th streetにあるJonathan LeVine Galleryです。
今回はWKの進化にビックリの展示でした~。
もちろんINVADER(名前からSPACEは取ったっぽいです)も大好きでが、WKの新たな試みのインパクトが僕には大きかった。
では僕なりに頑張って解釈したレポートです。
入り口です。
9th floorに到着。
正面にはWKの新シリーズ! 1
※参考サイトは下に記します。
WKはMotion Portraitがテーマなので今までは体全体の動きを表現していましたが、新シリーズでは顔の表情や動き = 感情の動き = 怒りを表現しているみたいです。
デジタルのイメージが強かった作風もスポンジとブラシで描くことによってとても生々しい印象を受けます。
今までの作風のちょっと立体みたいな作品。
僕のWK好きは18歳の時にたまたまステッカーを購入したことから始まりました。
それから数年後、ストリートで有名になり自身のMotion Portraitというスタイルを確立しました。
有名になってから何年か経ちましたが、ここにきて感情の動きを表現したところにはやられました。。。 「感情のMotion Portrait」ということだと思います。 渋いな~。
次はINVADERです!
同会場なんですがそれぞれがSolo Exhibitionと書いていました。 なぜ?
INVADERの展示を見るのは初めてなんですが、今回のメインはRubikcubismです。
ビデオゲームと同時代に流行したRubik’s Cubes(ルービック・キューブ)を使用して、
同時代の音楽アルバムトップ10のジャケットを表現するという試みのようです。
ルービック・キューブで出来きた、当時トップ10のジャケットたち。
僕はThe Clashしかわかりません。。
The Beatlesの有名なジャケット。
横から見ると本当にルービック・キューブ。
でもやっぱりINVADERといえばストリート作品が好き! という僕はこっちで大興奮。
ストリート作品をベースにしたAliasシリーズです。
世界各国にあるストリート作品のAlias(パソコンのショートカット機能のこと)という発想には脱毛です。
作りもしっかりしているので所有欲をかなりくすぐられます。
一つ一つの作品にはちゃんと情報(作品番号、場所、日付、スコア)が記されています。
ちなみにこれはNY-035、Bedford Ave./NY/USA、JUNE 20 2003、スコアは10pointです。 笑
僕はストリート出身のアーティストが大好きです。
僕自身が夢中だったこともありますが、表現方法というか発想が新鮮だからだと思います。
それは、まずストリートという舞台で表現してきたことも大きく影響しているはずです。 そもそもの表現のスタート地点が違うストリートアーティストですが、有名になったあとはギャラリーにそのスタイルを持ち込むためにさらに工夫が必要になります。
そういった過程を得ているうちに僕が感じるような新鮮な空気が出来上がっていくんだと改めて考えてみました。 ※といってもあくまで一個人の感想です。
やっぱり僕はWK InteractとInvaderが大好きでした。
※補足
WK InteractもInvader(元はSpace Invader)も世界的に有名なストリートアーティストです。
WK Interactは人がグワーッと動いた瞬間を捉えたようなMotion Portrait作品。
Invaderはゲームのスペースインベーダーのキャラで街を侵略する作品。
※追記07/13
NYABにてWKのインタビューを発見! 英語が読める方はこっちが詳しいです。
WK Interact and the Dimensions of Fear
WK Interact
Invader
Jonathan LeVine Gallery