Tuesday, July 7, 2009

サイン


















MoMAに行ってきました!
今回はサインのお勉強が目的なのでサインのみを見てきました。

サインの事について急に考えるキッカケとなった話は↓下の方で書いていますが、
それと同時に有名な芸術家がどういったサインなのか気になったので片っ端から撮ってきました!
MoMAは毎週金曜16時~がタダなので、サインだけのための贅沢な来観でした。



















Pablo Picasso



















Henri Matisse



















Vasily Kandinsky
Kを使ったマークっぽい。



















ピカソ。 年号入り。



















Henri Rousseau



















Paul Gauguin
























Andy Warhol
POPアーティストは前にあまり書かないんでしょうか? 裏が見てみたいな。。



















Robert Rauschenberg
リミテッド作品の場合は前にしか見たことがないような気がします。



















Jackson Pollock



















Willem de Kooning



















Keith Haring

以上です。MoMAでの勉強から学んだことは、場所とか方法とかあまり気にしないでいいといった感じですね。。 笑

そしてサインの事について真剣に考えるキッカケとなったプチ事件です。
シティバンクのサービスでアメリカ国内のATMで預金を直接引き落とせる「外貨キャッシュカード」というものがあるんですが、僕の勘違いで渡米前の申し込みを忘れてしまいました。
ところが、現住所をアメリカに変更する事でアメリカからもカード発行の申請が可能だと分かり申し込む事に。 申し込みは書類のみなのでまずは書類到着まで1週間半ほど、そして返信をしてはじめから約1ヶ月ほどが経ちました。
「やっと来たか~」と思って届いた封筒を開けると、口座開設時のサインとは違うサインなので受付できないという内容でした。。。

すぐにコールセンターに電話をしてみると、以下の事を教えくれました。
・サインは「漢字」で申し込んでいる。
・申し込みがサインなので印鑑は受け付けられない。
サインを漢字で書いたことは間違っていなかったのですが、若干崩しめに書いたのが悪かったのか? ですがそれ以上は教えてくれず、2つの選択肢が残りました。
1.勘にまかせて再度申し込みをする。
2.日本大使館で新たにサインの証明をする ※$30くらい必要
、、、と結局はじめから2ヶ月後くらいにカードを取得することができました。。 勘が当たりました!

サインが原因(※統一していなかった)で生まれたこのプチ事件には本当に疲れましたが、
以前から悩んでいた芸術作品のサインについて考えるいいキッカケになりました。
そして、前回制作時のサインがこれです。 というか普通です。。



















実は右下のほうをよく見ると、、、



















白い下地の上にレインボー色鉛筆で書いていたんですが、
ルームメイトのJが「そんなもの削り落とされて上から書かれたらどうする!」「もっと大きくココに書け」というアドバイスをくれて↑上の大きなサインで落ち着きました。
※Jは海軍に入る前に油絵を教えていたことがあったと判明。。 ビックリ。 だけどホント?

作品名と年号を書いたのはこの記事を参考にさせて頂きました。
偶然お知り合いになった京都のミシシッピさんのフランスでの個展ブログなんですが、この記事からもサインがどれだけ大切なものなのかが伝わってきませんか?

とかなり長くなりましたが、欧米のサインというものに悩まされた日本人の話でした。
この記事を読んでくださった誰かの参考になればうれしいです。

※余談
僕はアートの専門的な学歴がないため、こういった基礎知識が乏しいです。
芸大などではこういった事って学ぶんでしょうか? 知ってる方がいたら教えてください。

Mississippi on Web  (ミシシッピさんのHP)