Friday, February 5, 2010
Fruits Bowl
「フルーツ・ボウル」の紹介です!
3Dドットで表現した僕の初めての立体作品。
現在までマップ作品、アイテム作品などいろんなスタイルの作品を作ってきましたがこの作品がいちばん好評w 力をいれているマップ作品もとても大事なシリーズですが、この3Dドット作品をもっともっと推し進めるべきだな〜と最近よく考えます。 ということでこの「フルーツ・ボウル」の魅力をさらに知ってもらうためにいろいろ写真を撮ってみました。
3Dドットと実物のコントラスト。 It's totally awesome!!
ところでなぜ3Dドット作品を制作するにあたってこの「フルーツ・ボウル」をモチーフに選んだかという説明なんですが、元は村上隆さんの「芸術起業論」という本から得た知識がベースになっていると思います。 アーティストは自分が欧米アートの歴史においてどういう文脈に沿っているのか?過去・現在の作品同士がどうつながって来ているのか?作品制作に置いてそういうことにも高く意識を持たなければいけない的なことが書かれていました。 結局欧米アートの延長線上を目指すべく頑張っている僕なのでとても参考にさせてもらっている考えです。 そして油絵の「静物画」でよく描かれているあの果物と器を立体化すれば歴史的なつながりも表現できるし、誰でも知ってるものがいいな〜という気持ちもあったので今回モチーフに選択しました。
では今後どんなモチーフを3Dドット化していくべきか? いろいろアイデアを貯めてはいますが目先の目標はこの「フルーツ・ボウル」のシリーズ化です。 平たいお皿バージョン、金・銀の器バージョン、バナナに洋なしなんかもいいかもな〜。 NYABのKosukeさんのブログ記事「ジェフ・クーンズのインタビューに考えさせられる。」でも作品のシリーズ化を強く勧めるJeff Koonsの言葉が書かれています。(※現代アートの構造が分かりやすく読めるのでオススメ) シリーズ化にあたって何か素敵なアイデアがある方はメールでこっそり教えてください!
Once in dark rooms: ジェフ・クーンズのインタビューに考えさせられる。