![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqoW0VJCJR0xe6zsLHqvn-iG_EbbDx8A_zvIbZTUslCw2NptXWvbhbnltII3_CspzotKAKCapQCytEGOS4rK8AzMhfbicKVEJpYGsoc3KIP0xKMIRf-K6SD39LM00mBHGssyJOQmSdmItL/s320/P1012288.jpg)
気に入った画材の紹介です!
クレイボードというもので、ボードの上にあらかじめクレイ(粘土?)がコーティングされています。
僕は作品制作にスタンプを使用しますが、
スタンプを押す側、押される側の素材をどうするかは常に大きな課題でした。
キャンバスは凸凹がありスタンプをキレイに押せませんので、
ボードの上に白色の下地を塗ってスタンプするという方法を採っていました。
下地の白色ですが、一概に白といってもたくさんの”素材”があります。
ジェッソ、アクリル絵具、水性ペンキなど試しましたが、
塗ったハケの跡が微妙な凸凹を作ってしまったりといろいろ苦労もありました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEht4dygM1TikUZYt2VFrqWDGdtYETjeS9grp5UvDdURaxl7tqohE-YAPPXisllV8ObrB_Zdis8VmnU1mlvOKFzfcgad_E9uhFC55P7tz6jRTG1MQ2Y7mbdHOz-wfsgu-EfdKR9P745KmFVP/s320/081111p.jpg)
この画像は半年ほど前に試した実験です。
■ベースの白
→ アクリル絵具、ジェッソ1回or2回、水性ペンキ、ジェッソ+アクリル絵具、紙ヤスリで表面の研磨 など
■スタンプ
→ シャチハタ、ゴム印、MAXスタンプ台、uniスタンプ台、TATスタンプ台(多目的タイプ)、StazOnスタンプ台 など
かなり念入りに試しましたが、
1回でキレイにスタンプを押すということは難しく、ハケでの修正が必要でした。
前置きが長くなりましたが、そこで今回のクレイボードが登場します!
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQ_aBsssKCDiOj-44P5zkL76CF2FJ5fqxaFulM-pTB3JW7Eaf4A1svWLUmjUB3kjeaIWmkOpIVJxezkDOpuRQG-OrF8qm8GCdjBn66fsYZZeCQFlc1Zie8KvsWC-Wf3rossjcGsK9l684h/s320/P1012307.jpg)
クレイボードです。
表面にはクレイが薄くコーティングされているので、ツヤ消しでしっとりした印象。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpUqnKt4o41amCPVP1v7e9hAgb9X9Me4KHbGkniP28gF_sknN09Rc031_JdygBTnTSaQOwsJySYe2Ch_T4WzRvq2wsIvQ6WTCIpxh8Tyo8fw9neuvGlPetbbXa2hYibFQPefKFK12nJjKC/s320/P1012322.jpg)
1回のスタンプではっきりとインクがのります!
わざわざ下地の白色を塗る必要がないのにとってもキレイです。 今までの苦労が。。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1vYVkWyu1pooFlyqqo0N44v4CCIQUmNAYGnmhKDaQR1OpEic7D0fUIiURnZQLsmsTOpQaPfTBXfI4tz-9ijqSp1vyR3grRnlv7lEih79O_3Cr4hpBeZD0zqrJ6_qDz_OpfiSXK_D9OBfb/s320/P1012300.jpg)
その他のスタンプはもちろん、マーカーもキレイにのりました。
数日経っても滲んだりせず、僕の作品にピッタリの素材です!
※
このクレイボードですが、もともとの使用方法は詳しく知りません。 笑
表面を削ってできる溝にインクを落とし込んだり、別の用途があるみたいです。
どこの画材屋でも見るのでかなり一般的っぽい。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj916j0dwXIpBCKbeRwpg2lKd26vAEkR4m6ERCdh3GXR0afSmyI57zclDEkmrRByy5HEJAw1Jng45u1v7M0Gi54h5X_jYAtlogvGnZ7_AsR76osaaJhvkdByT2k4mZhZog6jw0jWjQgsU1V/s320/P1012948.jpg)
作品を保護するニスも同じものが手に入るので安心しました。
アメリカに来る前は、最終的に気に入っていた日本製の水性ペンキが手に入らないだろうな~
など画材の不安がたくさんありました。
偶然にもクレイボードという素材に出会えて本当によかったです。
Claybord