Thursday, April 30, 2009

Shantell Martin























シャンテルがNYに引越してきました!
東京で友達になって2年半ほど経ちますが、まさかNYでも遊べるなんてー。

ライブ・ドローイングをしていたシャンテルに話しかけたのが仲良くなったキッカケです。
とても素敵なドローイングを描く彼女はけっこう有名なアーティスト。
僕と同い年なのにすごい活躍していて、いい影響をいつももらっています。

僕がNYに行く決心をして数ヵ月後、
シャンテルも同時期に行くことになったと聞いてビックリしました。
しかも! 彼女はアーティスト・ビザでの渡米です。 スゴイなー。



















空港から友人が手配してくれたという車に乗って移動。
シャンテルの寝床は友人宅のソファです。笑  本当にたくましい。
NYにもたくさん友達がいるのが羨ましいっ。



















その友人宅に居合わせたテリーの誘いで、当日オープニングだったストリップ・バーへ!
テリーは映画のプロデューサー。 ココへもVIP待遇で入れました。



















帰る際にお土産までもらいました! バッグごと渡されたのがアメリカンっ。



















次の日は近くを散歩。 はるか後ろの方には「自由の女神」が見えます!



















夕食後、急にはじまったライブ・ドローイング。
僕の描いた絵にシャンテルが描いてくれてます。 たのしー!



















僕だけのためのShowみたいな感じでうれしかったです。

渡米初日からエキサイティングの連続なシャンテル。
彼女の才能には本当に大きな可能性を感じます。
アートはもちろんですが、人が集まってくる魅力も持ち合わせています。
NYへ来た理由を改めて聞いてみると、
NYで活躍すれば、世界で活躍できるから! ということでした。
ゴー ゴー シャンテル!
僕も一緒に連れてって~ という気持ちです。笑


Shantell Martin
http://www.shantellmartin.com/
Oi Oi New York City (シャンテルのNYブログ)
http://oioi-nyc.blogspot.com/

Tuesday, April 28, 2009

本屋: STRAND BOOKSTORE


















伝説の本屋に行きました!
アメリカでは新書でも割引販売が可能らしく、ここは歴史・品揃え・安さなどで伝説とのこと。
※日本でもここのトートバッグが一時流行ったらしい

僕は渋谷の旧ブックファーストが無くなる時、
とても寂しい気持ちになった本屋大好き人間なので興味深々で行ってきました。



















店の外には$1均一の新品セール本がズラリ。 日本では見れない光景。



















入り口では本屋に限らずカバンを預けます。 ※万引き防止



















地上2階&地下1階で、看板が見えにくいですが2階はアートのフロア。
階段の踊り場一面がタッシェン・コーナーでした。。 スゴイ。



















2階は見渡す限りアート関連の書籍です。
絵画、写真、ファッション、音楽、建築、作品集、技法、歴史、そして自伝など。
それぞれの所蔵が幅広く、マニアックで羨ましい~。



















僕にとって特に珍しかったのは、アート・オークションの作品集です。
サザビーズやクリスティーズに出品される作品の写真と予想落札価格が載ってました。



















日本に28年間過ごした僕には、こういう光景もビックリです。
フロアに直置き。。 もちろん売り物です。


NYに来て1ヶ月半以上になりますが、
日常のちいさな違いを毎日のように発見します。
東京の全てが整理整頓された便利さもいいですが、
NYの合理的な適当加減も気楽で好きだな~。
※人種により思想が違うので統一できる範囲が限られるのかも?


STRAND BOOKSTORE
タッシェン(アートブックの最大手)

Friday, April 24, 2009

GUGGENHEIM: グッゲンハイム


















グッゲンハイム美術館に行きました!
道を挟んだ反対側はセントラルパークという立地です。
歩いているといきなり現れるその奇妙な建物は、
別名カタツムリと呼ばれているらしいです。 なんとなくわかる気が。



















ケンちゃんからタダ券をもらいました。
Cityパスというセット販売(エンパイアステートビル、MoMAなど数箇所)のチケットがあって、
旅行中に使い切れなかったものがドミトリー内で回ってきたらしいです。
※ホントは大人$18で高い。。



















中に入ったら内側もクルクルでした。 すごい建築物。



















なだらかなスロープを上がっていきます。



















そのスロープに沿って作品が並んでる。 かなりユニークな光景。



















たまに横に通路が伸びていて、特別展などが開催されてます。
MoMA、メトロポリタンと違って写真撮影が禁止らしくとめられました。


そしてここからがビックリしたんですが、
実はこの前日の夜にこのグッゲンハイムでクラブパーティーが行われていました。
ホームページを何げに見ていたら、
毎月第一金曜日の夜は「Art After Dark」というパーティーがあると知りました。
大好きなアートを、大好きなお酒を飲みながら、大好きな音楽で踊りながら見れる??
こんな有名な美術館でそんなクレイジーな事をやってるなんてスゴ過ぎます。。

そして実際に行ってみましたが、残念な結果になりました。。



















9時オープンで10時半に到着。 
この時点でかなりの大行列ができており30分経っても全然進まず。。
クローズが1時予定なこともあり、残念ですが帰ることにしました。
けっこうステータスのあるパーティーらしく、お洒落した白人さんが目立ちました。
























※中に入れなかったので画像を勝手に拝借してきました。
スゴイ光景です。 あとお酒は1階のフロアでのみ飲めるみたいです。


グッゲンハイム美術館
Art After Dark

 

Tuesday, April 21, 2009

Shinji Murakami























Final Quest , 2009
stamp marker and varnish on wood panel 350 x 350 mm


今回は僕の作品の紹介です!
ブログの右側にもいろいろ書いていますが、NYに来た一番の目的はコレです。

僕の作品は「テレビゲーム」です。
かんたんに説明すると、FFやドラクエのようなRPGゲームのマップを表現しています。
名前は「ファイナルクエスト」といいます。


テレビゲームの影響を多大に受けている、その理由は単純です。
ファミコンが大好きだったからです!
特に好きなものは「ゼルダの伝説」シリーズです。
アクション性、謎解きのバランス、世界観などどれをとっても抜群のクオリティです。


















ゼルダの伝説 1986

二十歳でアートに生きる決心をしてから2年後の夏、
「木のアイコンを一つ作って並べたら、森のマップが作れる!」という閃きがありました。
そして作り始めたのが「ファイナルクエスト」シリーズです。























Forest , 2004
stamp on wood panel 227 x 158 mm

上の作品が今の原点といえる作品です!

当時「ファイナルクエスト」を売り出そうと自分なりにがんばりましたが、
現実は甘くないので大した反応も得られませんでした。
そして、
新たな表現を求めて長い思考錯誤が始まりました、、、
























Swords , 2004
acrylic and varnish on wood 910 x 910 mm

ベジェ曲線だけで表現する方法。 線の太さ、角度など極限までバランスにこだわりました。
























Future Caterpillar , 2005
oil on canvas 273 x 220 mm

次はフリーハンドによる新しいバランスにチャレンジ。
この時期からドット、ベジェ曲線によるデジタル画像表現のミックスに試んでいます。



















Daikanyama, Tokyo - 2007

ストリートに夢中だった頃、凹ちゃん(ボコちゃん)が生まれました。
名前の由来は凸凹(デコボコ)の凹と形が似ているからです。 名づけ親のゆっきーに感謝。




















2007年末から約1年間はVJに夢中でした。

以上、数年間にわたる表現の蓄積は才能の多彩ぶりを表す手段となるはずでした。
しかし、いつの間にか逆の効果を持ちはじめた事に気づきました。
それは表現の多角化により、
「Shinji Murakami」というアーティストの個性が分かりにくくなったということです。

そして2008年。
自分を一言で表現できるくらいのシンプルさが必要だと一大決心をします!



















” テレビゲーム・アート ”
というテーマの元に、蓄積した表現をファイナルクエストに落とし込む方法を発見!

それぞれの表現は全く関係なく出来上がったものだったのに、
サイズを揃えるだけでここまでうまくまとまるなんてビックリでした!
偶然なのか必然なのか、とっても不思議な発見でした。

僕の作品を語る上でもう一つ大きな要素があります。
” 3大デジタル画像表現のミックス ”
ドット、ベジェ曲線、フリーハンドというデジタル時代の画像表現の混在です。
僕の作品には色がありませんが、
これらの微妙なバランスの違いをスパイスにしています。

僕が戦おうとしている現代アートの世界は、作品の背景が勝敗を決めます。
見た目も大事ですが「閃き勝負」的要素の方が多いかも。。
2004年に生まれたファイナルクエストも、イイ感じで分厚くなってきました。


これからもいろいろ紹介して行こうと思っています!


※補足
ドット = ビットマップイメージ
ベジェ曲線 = ベクターイメージ

Saturday, April 18, 2009

Language Exchange Partner


Language Exchange Partner と会いました!
英語を教えてもらう代わりに、日本語を教えてあげるパートナーです。

改めて見ると恥ずかしいですが、
世界的に有名な掲示板 "craigslist" にて下記内容で投稿しました。
I am 28 years old Japanese male. I moved to NYC at last month! I wanna become to speak English well, so I need a time to speak. but now My English skill isn't so much...
I like a pop art, music, walking in the park, movie. I hope to hear from you. Thank you.

それから1週間ほどで6人くらいからのアクセスがありました。
中には料金をとろうとする人、勉強への意欲が高すぎてちょっと遠慮した人などいましたが、
現在のところ2人と会いました。



で、今回はEm(エム)の登場です。

彼は学生ですがテレビゲームのデザインをしていたり、アニメ制作をしたり多才です。
彼女が日本人だったり、日本の漫画・アニメ・ゲームが好きだったり
基本的にオタクなので、僕と共通の話題も多くとっても素敵なパートナーに出会えました!



ユニオンスクエアのスタバで待ち合わせ。



スタバは満席だったので街を歩きながら話しました。



CDショップに移動。 目の前のものを話題にできるので話しやすかったです。



たまたま見つけたカバンに僕は大興奮!
ゼルダの伝説のマップがデザインされてます。 僕がやりたいアートはまさにこんな感じ。



近くのオタクショップにも行きました。



アメリカなのに店内には秋葉系もちらほら。。



勉強用にシンプソンズを購入。
小説だとあらすじも書いていますが、コミックは会話のみの構成なので勉強になるかな~と。


オタク同士なので知識で会話を補えた感があり、とっても楽しめました。
Emがデスノートはおもしろいと言ったので、僕は以下のようなことを言いました。
・アメコミ映画はヒーローになるまでの過程でリアリティを表現する
(新しいDNA配合を持つクモに噛まれてDNA配合が変わった。 超ハイテクノロジーのアーマーを装着して戦う。)
・日本のアニメ・コミックはその辺の過程があいまいなのが多い
(なぜ空からノートが落ちてきたのか? 名前を書いたらなぜ死ぬのか?)
かなり乏しい英語で話しましたが、ちゃんと理解してくれていました。 笑


と、実際に会うまではかなり緊張していましたが
こんな感じで初めてのLanguage Exchangeを楽しみました。

Thursday, April 16, 2009

掲示板
















邦人向けの掲示板がけっこう充実しています!
といってもMixBとadd7は無料みたいなので情報がかぶってる率高し。

一番上のサイトがMixB。
掲示板という目的では見やすさが特化していて気に入ってます。

















邦人向けの無料新聞も出しているジャピオン。
掲載料がかかるっぽいけどその分充実感があります。

















add7。 なんか見にくいけどとりあえず見ます。


みんなココで物の売り買いや、職探しをしているみたいです。
その他サイトはいくつかあるみたいですが、おそらく主流は上の3サイト。
家具などはムービングセール(帰国セール)が狙い目で破格の値段で揃えることも可能だったり。
求人の掲載もけっこうあります。
学生ビザで働くのは違法なんですが、普通に働いてる人もちらほら。。
僕はそれなりに貯金をしてきましたが、そうじゃない人や長く居続けるために働かなきゃどうしようもないじゃん! ぐらいのノリです。 ビックラこきました。

生のNYの掲示板なので見るだけでも面白いかも?
ぜひ、見てみてください。

MixB
ジャピオン (右上のクラシファイドをクリック)
add7 (左上の掲示板をクリック)




















で、僕がゲットしたHPのオールインワン・プリンター。 $20。
インクが無かったので意外に高くついた。。



















一人用炊飯器。 $3。
安さに引かれましたが、ホントに小さくて使ってません。 $5で出品予定。

 

Sunday, April 12, 2009

Chelsea























チェルシーのギャラリー街に行きました!
ブルックリンは約80のギャラリーが広範囲に散らばっていますが、
ここチェルシーは大小約250!もの数がかなり狭い範囲で展開されています。 スゴイです。



































本当に飾りっ気のない街並です。



















一つ一つのギャラリーがとにかくデカイし天井も高い。



















経済クラッシュの大打撃を受けてるらしいですが、
現時点のガイドで257個のギャラリーが徒歩10分圏内にズラッとあります。

この地区は海沿いだったこともあり元々は倉庫街だったそうです。
街が形成される一つの形として聞いた話ですが、
アーティスト(絵、服飾、音楽などなんでも)が安い家賃を求めて倉庫をスタジオにする
 ↓
作品を商売に扱うギャラリー、店舗が増える
 ↓
人通りが増えるので、飲食店や居住者も増えて地価が上がる
 ↓
アーティスト達は安い土地に移っていく
その流れに沿ってブルックリンの倉庫街にアーティストが移って数年経つらしく、
今はブルックリンの地価が上がってるらしいです。

















そして今回の大きな収穫!
Joshua Liner Galleryにて、FAILEのメンバーであるAIKOさんの展示情報をゲット。
4/18にレセプションパーティーがあるので行ってみます。
本人といろいろお話できたらうれしいな~。
AIKO - Love Monster

AIKO
FAILE